創始者 アイダロルフ博士について

ストラクチュアル・インテグレーションの創始者であるアイダ.P.ロルフ博士は1896年ニューヨークに生まれ、1920年にコロンビア大学医学部から生化学の博士号を授与されました。その後、ロックフェラー研究所で12年間、化学療法、後に有機化学の部門で研究を続け、最後には共同研究者のランクまで達しました。これは当時の若い女性としてはとても大きな業績でした。

 

ロルフ博士は1930年代を自分自身の健康上の問題と息子の側弯症の解決策を探して過ごしました。当時の医学的治療手段に強い不満を抱いていた彼女が向かったのは、オステオパシー、カイロプラクティック、ヨーガ、アレクサンダーテクニック、ホメオパシーといった代替的手法でした。

 

彼女は1940年までは、マンハッタンのアパートで施術をしていましたが、助けを求める人の予約でいっぱいでした。彼女は学者で、科学的な視点を重んじていましたが、慢性的な障害を持つ人々への施術に際しては、〝直感〟のようなものを通して多くの解決策がもたらされたようです。それはたいてい、他のどこでも打つ手が見つからず、最終的に彼女に助けを求めてやってきた重い障害を持つ人々にワークをしていたときであったそうです。この施術が後にストラクチュアル・インテグレーションとして知られるものです。その後の30年を博士は彼女の技術とその教育プログラムを発展させることに捧げました。

 

アイダロルフ博士とG.S.I

教育機関  G.S.I  ギルドについて

1950年代、アイダロルフはイギリスで夏を過ごしていましたが、彼女の評判はそのイギリスでも広がっていました。そして、1960年代の半ばにはゲシュタルトセラピーの創始者であるフリッツ・パールズの提案によって、カリフォルニアのエサレン研究所に招かれ、そこでストラクチュアル・インテグレーションの施術者と教師の養成を始めました。

 

新聞や雑誌がアイダ・ロルフ博士自身やその施術について特集を始め、正式な組織を創る必要性が出てきたことから、1967年から最初のギルド(Guild for Structural Integration)が形作られ、後にコロラド州ボールダーに拠点がおかれることとなります。

 

私が学んだストラクチュアル・インテグレーションはこの教育機関に属したものです。特色としては、ロルフ博士の教えに忠実に、より伝統を重んじた教育プログラムである点です。